ばんくしさんがホストを務めている聴くエンジニアtypeというポッドキャスト番組にRubyの開発者まつもとゆきひろさんが出ていた時の回で、面白い発言が多かったのでハッとしたところをメモ。
https://voicy.jp/channel/785857/6449154
#1
- 数学は苦手で国語・英語が得意だった
#2
- 中学生くらいからプログラミングにハマった
- 最初に触れたのパソコンはポケットコンピューターのPC-1211?
- 金種計算をBASICでやった
- その次がルナーランダー
#3
- なぜ日本から世界に進出できるソフトウェアがないか
- 日本は国内マーケットで成り立つ
- デンマークは人口500万人くらい
- テレビをつけると自国作成のコンテンツが流れていない
- 自国市場だけをターゲットにしたSaaSはビジネスとして成立しない、少なくともヨーロッパ全土を対象にしないといけない、というマインドセットの違い
- 日本が衰退すると、逆に世界に進出するソフトウェアが増えるかもしれない
- ソフトウェア開発を学んだり仕事をする時に自国語だけで完結する国は少ない
#4
- その日の仕事を電車の中で終わらせて、会社でRubyの開発をやっていた
- フィールズ賞(数学会のノーベル賞)は40歳までの成果で受賞する
- ガロアは20歳で死去し、10代の論文で数学者としての名を残した
- 20代、30代のライフワークを達成する時期
- アインシュタインの主な相対性理論などの論文は27歳
- まつもと氏がRubyを世に出したのも27歳
- 人間は無意識のうちに自分の領域を設定する
- 自分はアプリケーションまで、ライブラリまで、といったように
- ハードウェアは自分の領域ではない、OSは自分の領域ではない
- まつもと氏の場合はその線が言語まであった
- 待てができないタイプ。何か面白そうなプログラミングのタスクがあると、仕事よりもそちらを優先してしまう。プログラミングはできたので仕事はこなせた。
- マネージャーに怒られてもスカンクワークは少々やっても良い
- 言われたことばかりやって何かを達成しても、それは会社・マネージャーのためのものでしかない
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